2017-01-16

コンニャクで、闘争する。


日記をはじめて5ヶ月ほど経つが「今日はブログに輪島功一について書こうかな…」と呟くとそのたび同居人が「おまえは輪島の何を知っているというのだ」と詰問してくるため、いまだに輪島のことが、書けない。

普段はなんの話題にしてもいいかげんに書いているのに、輪島のことだけそうできないというのは、よほどレスペクトしているのかもしれない。

ところで先日三島ゆかりのブログを読んでいたら嵯峨根鈴子『ラストシーン』をこのように評していた。

『あしたのジョー』の最後のホセ・メンドーサ戦でコンニャク戦法やトリプル・クロス・カウンターを繰り出す矢吹丈のように嵯峨根鈴子が技を尽くす。

コンニャク戦法…この手があったか。これまでの自分は対象にまっすぐ迫ろうとしていたからダメだったのだ。かくなる戦法を見倣って、周囲の判断がけっして追いつかないような意味深遠な持論を以てすれば、いつでも日記に輪島を登場させることができたであろうに。思いつかなかった自分が情けない。

で、話は輪島ではなく嵯峨根のこと。彼女の句を「コンニャク」といったのはすごい慧眼だと思う。しかしながら脳内でヴィジュアル化するに、その句風は矢吹丈のコンニャク戦法ではなく梨田昌孝のコンニャク打法に近いだろう。どうかんがえても。

龍天にのぼる放屁のうすみどり  嵯峨根鈴子