2017-03-11

「ぽ」本と「ぽ」生物。





朝日新聞に作品が掲載されて24時間経たないうちに総勢4名もの方からメール。自分の俳句人生でかつてなかった盛り上がりだ。ところが全員口をそろえて言うのが「著者近影がプロっぽい!」との意見。へえ、みんな同じこと思うんだなーと感心していると、またとある別のスジから同じ感想を聞かされる。

そうこうしていると、さらに別のスジから「プロは、ばくぜんと目じゃなくて、眼球の表面にピントを合わせる。この写真撮った人、ほんとプロですね」。

はい。プロです。

入交佐妃さんが神保町のカフェで撮ってくれました(角川俳句3月号の写真も)。この日の彼女はわたしのために「屍派に負けない遺影を!」といった意味不明の革命的スローガンを掲げてくれまして、それは、まあ、いいんですが、プロに撮ってもらうせっかくの機会にもかかわらず、ひさしぶりに二人で遊んだせいで興奮しすぎてしまい遺影には絶対使えない写真ばかりが山のように生まれてしまったのは、今となっては少しもったいないことをした気が。

で、本日の写真は田島健一『ただならぬぽ』と、20年くらい前に入交佐妃さんから貰った「ぽ」っぽい生き物の、セットメニュー風。