2017-07-30

金原まさ子さんのお花



今週の週刊俳句は「追悼・金原まさ子」。わたしも小文を寄稿した。自分が書くなんてあまりに場違いなんじゃないかと心苦しく思いつつ、先日の「祝う会」で、まさ子さんの娘さんから届いた〈最後の花〉の写真を掲載してもらうことに。

実はこの花、とんでもないエピソードがある。当日の夜、2次会も無事終わって「さあ帰ろう」という段になったとき、誰かが急に思い出したように、

「そういえば、金原さんのお花の写真を撮った人っている……?」

と口にした。すると、あろうことかその場にいた関係者全員が「あ、忘れてた!」と言い出すではないか。この会を催すにあたっては「主催者側による動画や写真の撮影は無しで。記録を残したくない」というのが私の強い希望で、運営に記録係が存在しなかったのがどうやら致命的だったようだ。

どうしよう、いや、つべこべ言っていないで今から撮らねば!ということになり、皆で周辺を歩き回ってまだ開いている店を探しはじめるが、時はもうすぐ真夜中、どこにも見つからない。結局、わたしの宿泊していた部屋に近恵さんと佐藤りえさんとがいらしてくれ、急遽リビングを片付けて撮影会に。ふう。危うく舌を噛み切るところだった。

現在幸いにも、大井恒行さんのブログに会場の花の様子が一枚存在している。もしかすると、どこかのSNSで当日の花の画像を見た方がいるかもしれない。あるいは「わたしは撮ったよ」という方が。もしもそんな方がいらしたら、まさ子さんのご家族にお知らせいただけると大変ありがたく存じます。