2017-09-27

風、すなわち鳥。



現在連載中のスピカ「かたちと暮らす」で、25歳まで陥っていたひどい勘違いについて告白したのですが()、それと同様の話で、わたしはみすず書房のシリーズ本「みすず・ぶっくす」のことも40歳頃まで「みみず・ぶっくす」と勘違いしていたんですね。みすず書房って実はキュートなんだね、なんて思いながら。

こう書きつつ、視覚文化研究所の「みみずくアートシリーズ」も本当に「みみずくアートシリーズ」で合っているのか不安になり、いまググってみましたら、こちらは合っていたもよう。よかった。

本日のスピカは虚の鳥について。虚の鳥といえば殷の時代、鳳凰の「鳳」という字は「風」と同義でした。火の鳥というのは殷から約千年後、五行思想の流行によって生じた見立てで、そもそも鳳凰は「風をおこす霊鳥」だったそうです。

天地に風をもたらす神。この上なく壮大なスケールが心地良い。太古の人は、心からシンプルに、鳥を寿いでいたのですね。