2018-01-28

コーヒーは、濃い目がいい。



自由律俳句の結社『海紅』はこの新年号で1166号なんですね。老舗雑誌とは思えない可愛いデザイン(隣に置いてみたのはてぬぐい)です。俳句以外では若木はるか氏のエッセイ「至福の食卓」がすごい迫力でした。


星を吸うミネラルウォーター並ぶコンビニ  木内縉
また逢う約束のコーヒーは濃い目がいい  熊谷従子
二〇一七ページにそれと分かるしおり  小早川すすむ
海の訛り消えぬ一羽  さいとうこう
秋の夕暮れ少しちぎって手帳に挟む  杉本ゆき子
たわわぶら下げ秋の枝は  中塚唯人
お気に入りのアップリケは天使でした  杉本ゆきこ
お弁当うまい思わずお茶入れ替える  千田光子
楽園の入口で切符がない  正木かおる
さまよえる卵がけご飯の朝  本間かもせり
香の森ウヰスキー柔らかい鍵  石川聡
月山冠雪おかえりなさい  若木はるか