2017-11-28

蒸しプリンとか、唐崎の松とか




『蒸しプリン会議』2017★秋冬コレクションの画像です(岡田由季さんの日記から、こっそり拝借しました)。去る11月23日の文学フリマで販売された冊子。残部あります。

太田うさぎ・岡野泰輔・小津夜景・笠井亞子・西原天気・鴇田智哉
装画:夜景  意匠:亞子
B7判・全8頁 頒価100円
入手方法1 メンバーから直接
入手方法2 tenki.saibara@gmail.com まで送付先をお知らせください

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きのうの日記(*このブログから削除して『カモメの日の読書』(東京四季出版)として刊行しました。「22.言葉にならないさよなら」がそれにあたります)を読んだという方から、唐崎の松の写真を頂戴しました。

唐崎の松といっても、近江八景「唐崎の夜雨」で知られるあの霊松ではなく、船の出る岸辺にある、つまり江馬細香の詩題となったかもしれない松だそうです。ありがとうございます。

2017-11-19

文学フリマ東京のお知らせ





11月23日の文フリ東京。週刊俳句(F-52)ならびに庫内灯(G-12)のブースに参加しています。

・週刊俳句(F-52)
「蒸しプリン会議 秋冬号」に「ウォータークロゼット」を寄稿。判型はB7判(てのひらサイズ)と小型ながら、プロのデザインによる可愛い本に仕上がりました(って実はまだ現物が存在しないのですけど)。造本は会議メンバーによる手作業。あ、こちらのブースには『フラワーズ・カンフー』もあります。

・庫内灯(G-12)
BL俳句誌「庫内灯 3」に「ボーン・イン・ザ・冥土」その他を寄稿。今回のテーマは越境・海外俳句。俳句の執筆者は9名。上海→満州→モンゴル→台湾→ベトナム→バンコク→ドゥブロヴニク→フランス→冥土、と越境の旅を繰り広げます。

・第二十五回文学フリマ東京
開催日  2017年11月23日(木祝)
開催時間  11:00~17:00予定
会場 東京流通センター 第二展示場
アクセス  東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分

2017-11-17

片足の鳥のこと



さいきん刊行された『原民喜童話集』のことを考えていて、子供の頃、佐藤敏直のタイトルの雰囲気が好きだったことを思い出した。「ちいさなパレット」ではなく、好みだったのは和楽器による、このあたり。

・片足鳥居の映像(1971)
・鳩のいる風景 ~二本の尺八のために~(1974)
・群青 ~三面の十七絃のための~(1981)
・灰色の風のデッサン(1978)
・糸のためのコンチェルト(1983)

「片足鳥居の映像」は、なんて詩的なタイトルなのだろうと大切に思っていて、それが原爆と関係していることに気がついたのは大人になってからだった。

2017-11-04

現代詩食堂





少し前の話ですが「現代詩手帖」10月号刊行記念のフリーペーパー「現代詩食堂」に、須藤岳史さんが『フラワーズ・カンフー』を「食の本」としてご紹介くださいました。今朝ポストにそのフリーペーパーが届いていたので、お茶を飲みつつ拝見した次第。

あと、最近巻き終わった歌仙がこちらに。楽しい解説つき。