果物屋さんの店先に、ミモザが売り出されていた。春だ。
『いつかたこぶねになる日』の3刷が決定しました。この本ってクラファンと連動していたこともあって初刷がかなり多かったんですよ。だから2刷さえ無理なんじゃないかと思っていたのにまさかの在庫切れだそうで。感涙。3刷には記念特典として、漢詩にまつわるエッセイの小冊子がつくらしいですよ…って、いまから私が書くんですけど。やらねば。2月10日出来予定。
現在発売中の『小説すばる』2月号から連載が始まりました。タイトルは阿佐田哲也にあやかって「空耳放浪記」といいます。なにゆえあやかっとるんじゃ、あやかる必要あるんかいなと思われるかもしれませんが、あるんですねこれが。といっても、単に高校生のころからのファンだって、それだけですけど。でもね、わたしは思うんです、この世界は「ただそれだけのこと」で成り立っているときが、いちばん愉しいよねって。
と、ここまで書いたところで家人から連絡が来た。上の果物屋さんの隣の筋で発砲事件があり、人が死んだそうだ。犯人は逃亡中。今日はこれから予後の検査があったのだけれど、外に出られなくなってしまった。
ついに「#小説すばる」で小津夜景さんの連載エッセイ「#空耳放浪記」がはじまったようです。
— 素粒社 (@soryusha_books) January 18, 2022
そんな小津さんの『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』ですが、在庫がなくなったので3刷決定しました!
3刷記念特典を制作する予定ですので、どうぞおたのしみに。 https://t.co/POGoHHj0aW pic.twitter.com/FL2MZ0Z06d