2017-05-18

文章の構成はむずかしい。



先日の福田若之さんの記事を読んで書いたこの日記、アップしてたった数日間で4桁近い直接訪問(!)があって仰天しています。「俳句業界ってこんなに人がいたんだ!」って感じ。みなさん、どうやって日記の内容に気がつくのでしょうか(これは今回にかぎらずいつも思うこと)。ツイッターだけじゃそんなに情報が回るものでもないだろうし、仲間同士メールで、なにか、そういったことを共有してるのでしょうか…。

それはそうと、らんぼうさんと大江進さんという方が福田さんの記事にコメントしていたので、わたしも少し書いてきました。で、その中で「マニフェストのフォーマット」という表現を使ったのですが、実はこれ「うーん、フォーマット以前の問題かも…」と悩みながら書いたんですよね。というのも、わたしは福田さんの文章を「まずもって構成が良くないんだよなあ」と思っているから。

あの構成の難点はですね「僕は…強く反対の意を示さざるをえない」と意見表明したところで終わっていたらよいものを、そこからいきなり「それにしても…」と追い書きして、他人の言動を評定しはじめちゃうところ。

有馬朗人氏に対して物言う文章に、そんなオマケ要らないでしょ?と。

しかもラストの一番印象に残るところにそれを持ってくるセンスも謎。 名前を挙げられた人たちは、さぞかしたまげたことでしょう。自分の意見を書いたせいでかえって懸念されちゃったわけですから。しかも「僕にはそのことが有馬氏の発言にもまして不穏なことに感じられる」とまで評されて。こういう問題は、なによりも連帯の精神が大切なのに。

と、こんなレベルの話を書くのはどうかとも思うんですけど、らんぼうさんにコメントしつつ、あらためて思ったので、メモ書きしておくことに。