漢詩を翻訳することの面白さについて、これまでさまざまに説明する機会があったんですが、今日また新たにその機会があって「そうだ、まるで遺跡が並んでいるような、貝塚みたいな道具市でよくわからないものを買うのに似ているかも」と初めて気づきました。
その場で眺めているだけだと、半分くらいしか確信が持てないものを、思い切って家に持ち帰って、ごしごし洗って、わあ、掘り出し物だったよ!とよろこぶ遊び、みたいな。
はは、ひどい説明ですね。でも漢詩を翻訳してみるって、こういうとこあります。ささやかな考古学。ハズレも多いけれど、歴史が長いだけあって掘り出し物もまた多いです。