2020年の読初は岡崎乾二郎『抽象の力』。抽象芸術の発生をシュタイナー、フレーベル、モンテッソーリといった面々の考案した「教育遊具」とクロスさせて眺めている下りが面白かった。 年をまたいでしまいましたが、半月ほど前の『遊刊エディスト』に風韻講座特別篇「半冬氾夏の会・夏秋の渡り」の記事が出ています。会場は編集工学研究所の本楼。写真に写っていない壁にどっしりしたバーカウンターが設えられておりまして、なんて気分良くパーティーできる空間なのだろうと思った記憶が、ふといま蘇りました。