2021-04-17

香月泰男の風と水





ヴァカンス中もずっと働いていたけれど、今日は晴れておやすみ。わーいわーいわーい。午前中はハイクノミカタの原稿を書いてセクト・ポクリット管理人の堀切さんに送り、マティス美術館で催された友人のダンスを観、武術仲間に夏合宿の案内を回した。昼は家人の焼いたパンを食べ、本棚の整理をし、そしていま海辺の散歩から帰ってきたところ。


話はとんで、わたしは学生のころから香月泰男が好きで、同じポスターを何枚も購入し、一番ひどい時期は自宅だけでなく、友人宅やら職場やらに貼って眺めてたほど愛をわずらってました。どのへんが好きか考えるに、あまりに絞りがたく、それでも身悶えしつつ無理やり言うと、まずもって水と風の表現がいい。あと画風にこだわりがないところ。ほんといろんな描き方をしますよね香月って。花も、いきものも、風景も好きですが、やっぱり愛の原点は風と水です、はい。画像は上から順に「風」「釣り床」「渚」。「渚」は絶筆で、ナホトカの光景。