2018-07-22

まっすぐに愛を語る(7月29日トークイベントのお知らせ)





7月29日のB&Bイベント「海外翻訳文学としての漢詩~古典との新しいつきあい方」まであと1週間になりました。

実を言うと『カモメの日の読書』が実際に刊行されるまでは、漢詩にどのくらいの需要があるのか全く想像がついていなかったんです。それでトークの内容も「中国腐女子による白居易×元稹を扱ったBL事情」みたいなネタ的な話題を多くした方がいいのかなあ、なんて考えでおりました。

ところがいざ本が出ると「誰にも言ったことがないんですけど、実は私、めちゃめちゃ漢詩が好きなんです!」といった声が途切れることなく舞い込んでくる。書店の店主さん、見知らぬ読者の方、そしてなぜかうちの夫までそう言い出しているんですが、ともかくそれで「もしかして、超ストレートに漢詩そのものを語るべき?」と気づきまして、それぞれの詩人たちのこだわりや言葉とのかかわり、そして生きざまについて「わあ。この人、よく喋るなあ!」と呆れられるくらい語ることにしました(朗読も交える予定です)。

あと個人的には、やはり外間隆史さんと蜂飼耳さんのお話が楽しみです。特に論客・蜂飼耳さんからは詩論について存分に(小津についてゆける範囲でですが…)伺うつもりでいるので、漢詩にあまり興味がないよ、という方にも聴きどころのある会になるのではないかと思います。興味のある方はぜひお越しくださいませ。

【2018/07/29(日)】
小津夜景 × 蜂飼耳 × 外間隆史
「海外翻訳文学としての漢詩~古典との新しいつきあい方」
『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』『未明02』刊行記念

時間 _ 15:00~17:00(14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1FAX

■ 前売1,500yen + 1 drink order
■ 当日店頭2,000yen + 1 drink order

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