抽斗堂no31は0€紙幣。欧州中央銀行承認の本物のお金です。素敵な絵柄のものがたくさん発行されているのですが、そういうものは使ってしまう(本を贈るときにしおりとして挟む)ので、家にはこんなものしかありません。
造幣局が印刷しているだけあって、紙質や偽造対策も万全。画像上、左下の横棒は触覚識別ライン。その上は透かし絵。大きな「0」はマイクロ文字。右上のキラキラはホログラム。右下はナンバリング。もちろん全体のトーンもマイクロ文字を使用しています。
さて気になるお値段ですが、どれも1枚2€です。でも絵柄が定期的に変わるのと、いろんな団体が観光ないし記念事業の一環で紙幣をつくるのとで、珍しいものはどんどん値が上がる。宗教改革500周年記念として発行されたルターの0€紙幣は大きな話題をさらいました。新手の免罪符か?なんて言われたりして。あと去年のマルクス生誕200年記念紙幣も増刷がかかったようで、いやー資本主義って怖いですね。マルクス生誕200年は信号機もよかった。万国のマルクス・ラヴァーズにこの画像を捧げます。
Trier macht Karl Marx zum Ampelmännchen https://t.co/8UHXkYRsHW pic.twitter.com/DaRIAW41wC
— Nazlı Tükenmez (@nazlitukenmez) 2018年3月22日