snowdropさんが句集『花と夜盗』に収録した都々逸をフランス語に翻訳してくださいました(ブログはこちら)。
snowdropさんによる『花と夜盗』十選はこちら。
うその数だけうつつはありやあれは花守プルースト最後の行"voilà, un fleuriste Proust!”の様式美よ。この都々逸ってどこかトロンプルイユ的な雰囲気があると思うのですが、フランス語版も同様の香りづけになっていて、とくに「フルリスト・プルースト」の調べが悪戯っぽくて完璧。原作よりも諧謔性がずっと豊かで感動しました。
est-ce qu'il y a
vérités autant que
le nombre de mensonges?
voilà, un fleuriste Proust!
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