2019-12-28

エアーなたわむれ





土曜日の読書「紙ヒコーキに乗る」更新。引用は『紙ヒコーキ/ハリー・スミス・コレクション 第1巻』より。以前このブログに書影をあげましたが、とんでもなく美しい本です。

発泡スチロール協会のサイトによると、発泡スチロールの原材料は直径1ミリ程度のポリエチレンの粒で、この粒を蒸気で加熱し、約50倍に膨らませたものが製品になります。また成形の際も蒸気のみを使います。熱を与えると粒同士がくっつくそうです。

発泡スチロールという製品の98%が空気、2%がポリエチレンからできている  これ、よく考えるとすごくないですか。

だって、つまり、発泡スチロールペーパーのヒコーキを飛ばす遊びは、空気の上にほぼ空気の物体を乗せるという、かぎりなくエアーなたわむれだということでしょう? たわいのなさをかくも極めるとは、なんと美しい世界でしょうか。

ひきはがす東風とペーパーヒコーキを  夜景