この季節の夕暮れどきほど「時光」という言葉が似合う時はない pic.twitter.com/GyPqMKmWJu— 1987年のリスボン (@JjYop) June 8, 2020
時の光といえば、荻原裕幸さんの短歌。この方は初夏を詠むのがとてもうまい。わけても淡い光に佇みながらその光に決して心を開き切らない、いまだ蒼く張りつめたたぐいの孤独といったものを美しく詠みます(大事な特徴なので、何度でも繰り返して言う)。
われにはわれの時間流るる悲しみよ追憶はつねに一人の青葉
荻原裕幸
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冬泉さんのところに西崎憲さんがいらして、連句をやることになりましたがどうですかと誘いをうける。もちろん参加する。歌仙「映画の中の夏の巻」。かっこいい! 連衆は7人。これからどんなふうになるのかしら。わくわく。
半音階の味がするパン 夜景