『蒼海』16号に連作「駒鳥の隣人」を寄稿しています。ええと自分で言ってしまいますが、これタイトルがかなり気に入ってます。
主宰の堀本裕樹さんはさいきん第二句集『一粟』を出版なさったとのことで、YouTubeでトークイベントを視聴しました。トークの中心は各句の思い出や句集の作り方(編集方針)についてですが、それ以外にもこの時代に結社を立ち上げることの意義や結社を率いることで自覚したこと、あと装画にした銅版画と句集とのミラクルな符号など盛りだくさんの内容でした。
あともうひとつ、今朝こちらのツイートを発見しました。
私に関していえば深い意図はなかったはず。日々の暮らしの合間をぬって手紙を出し合うという趣向(だと私は認識していた)ゆえ、なるべく親しい人との日常っぽく振る舞おうとしただけ。うちは夫婦間では会話もメールも「あなた」です。でも夫婦間のやりとりを見た人から驚かれたことは一度や二度じゃないから主流ではないのかもしれない。そう思うと、なんだか自分でもだんだん不思議な感じがしてきた…須藤岳史さん、いかがでしょうか?
ついでに書くと、うちは母親も私に対して会話メールともに「あなた」と呼びかける。さらに話はそれるが、学生のころ母親のことを訊かれて「彼女は〜」と説明し出したら相手がぎょっとして「ごめん。もしかしてお母さんと仲悪かった?」と謝られたことがあった。えっと聞き返し、あれこれ話して、そのときはじめて家族の話をするのに三人称を使うのが一般的ではないことを知った。
主宰の堀本裕樹さんはさいきん第二句集『一粟』を出版なさったとのことで、YouTubeでトークイベントを視聴しました。トークの中心は各句の思い出や句集の作り方(編集方針)についてですが、それ以外にもこの時代に結社を立ち上げることの意義や結社を率いることで自覚したこと、あと装画にした銅版画と句集とのミラクルな符号など盛りだくさんの内容でした。
あともうひとつ、今朝こちらのツイートを発見しました。
『なしのたわむれ』の往復書簡の中でお二人がお互いを「あなた」と呼び合うことについての不思議さが段々積もってゆく感じがする。私は、ごく親しい人に手紙を書いたとしても「あなた」とは書かない(書けない)な、とか。この「あなた」はどう選び取られた言葉なのだろう、とか。
— ほしなみ@自分に話しかける人 (@hoshinami629) June 24, 2022
私に関していえば深い意図はなかったはず。日々の暮らしの合間をぬって手紙を出し合うという趣向(だと私は認識していた)ゆえ、なるべく親しい人との日常っぽく振る舞おうとしただけ。うちは夫婦間では会話もメールも「あなた」です。でも夫婦間のやりとりを見た人から驚かれたことは一度や二度じゃないから主流ではないのかもしれない。そう思うと、なんだか自分でもだんだん不思議な感じがしてきた…須藤岳史さん、いかがでしょうか?
ついでに書くと、うちは母親も私に対して会話メールともに「あなた」と呼びかける。さらに話はそれるが、学生のころ母親のことを訊かれて「彼女は〜」と説明し出したら相手がぎょっとして「ごめん。もしかしてお母さんと仲悪かった?」と謝られたことがあった。えっと聞き返し、あれこれ話して、そのときはじめて家族の話をするのに三人称を使うのが一般的ではないことを知った。