『川柳スパイラル2』をめくっていたら、こんな作品がありました。
ここから思い出したのがジャン=マリー・グリオ『俳句カウンター便り』の、
という作品。この句集は装幀がおもしろいので、参考写真を多めにアップしてみます。
表紙についている栞をはずすと、こう。緑色の部分はエンボス加工で葉脈が表現されています。
表紙の折り返し部分を伸ばすと、こう。表紙内側は緑色。
散文と俳句とを組み合わせた序章。クール。このレイアウトだと、どんな俳句を持ってこようと散文の流れを中断させずに、両者を呼応させることができそうです。機会があれば真似しよう。
作品を区切っている図案もよつ葉のクローバー。ハッピー。しかしながら、収録作にはデカダン&アルコールの句がたいそう多かったりします。グリオの物書きとしてのキャリアは『シャルリー・エブド』前身の『ハラキリ』副編集長だったことに始まりますので、フランス人はこの幸福な造本に対してある種の含みを感じるかもしれません。
○×の×が正しい○である 津田暹
ここから思い出したのがジャン=マリー・グリオ『俳句カウンター便り』の、
I have a dream
I dream I have
I have
僕が在る夢を見ている僕である
という作品。この句集は装幀がおもしろいので、参考写真を多めにアップしてみます。
表紙についている栞をはずすと、こう。緑色の部分はエンボス加工で葉脈が表現されています。
表紙の折り返し部分を伸ばすと、こう。表紙内側は緑色。
散文と俳句とを組み合わせた序章。クール。このレイアウトだと、どんな俳句を持ってこようと散文の流れを中断させずに、両者を呼応させることができそうです。機会があれば真似しよう。
作品を区切っている図案もよつ葉のクローバー。ハッピー。しかしながら、収録作にはデカダン&アルコールの句がたいそう多かったりします。グリオの物書きとしてのキャリアは『シャルリー・エブド』前身の『ハラキリ』副編集長だったことに始まりますので、フランス人はこの幸福な造本に対してある種の含みを感じるかもしれません。