2020-10-13
海からの便り
10日ほど前、ひどい嵐の日があって、たくさんの流木が漂着した。持って帰られないような、大きいやつである。
根っこから抜けている木である。根っこを見るのは、たのしい。
無残な砂浜。ヴァカンスの面影はどこにもないが、むしろ空き地みたいで、生き生きとさっぱりしている。
涼しい色。折れた裸木が海を見ている。
もう短パンやスカートの人は稀で、ちらほらダウンの人とすれちがう。秋だねえと思いながら歩いていると、ふいに水着の一群が! 数えたら20人くらいいた。すてきな人たち。
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