2023-07-01

ボルドーのワイン祭り





ウィキによると、ボルドーの人口は24万人。で、そこになんと7万人もの大学生が生息している。なんて怖い町だろう。自分の性格からいって、そんな場所で学生生活を過ごしてしまったら、将来舌を噛んで死なねばならぬ恥ずかしい蛮勇をたくさんしでかすに違いない。と、そんなことはいい。ファッションの話をしよう。ニースよりも暑いのに、ボルドーではグランジスタイルのジーンズがトレンドらしく、みんな暑そうな格好だった。長袖を着ている人までいた。ニースでそんな格好をしていたら、目立ちまくって周りの注目を浴びちゃうこと間違いなしだ。


ガロンヌ川のほとりで行われたワイン祭りに、夜の9時に行ってみた。川に停泊している船を見ながら、ワインを飲んだ。もう夏だから日が長い。


飲んでるところ。川沿いに手づくりのカウンターが設営されていた。


会場で配られたお祭りのグッズ。イベントロゴの入ったワイングラス、そのグラス専用のショルダーバッグ、会場内の地図、そして試飲パス(プリペイドカード)。パスは22€もするけど、ワインを飲まないのであれば入場は無料。これ1枚で11種類のワインを飲むことができる。味については、まさしく一杯2€の味わい。前日にシャトーを見学したばかりだったから落差にびっくりしたけれど、そもそも祭りに味の観点をもちこむほうがおかしい。無粋である。大事なのは全体のパーティー感だ。そうなのだ。そういう意味では良い夜だった。