2022-09-28

インド日記その11





今日は昼すぎまで安静に過ごし、午後3時半に宿を出る。アビジット・ムカルジーさんとお茶の約束をしていたからだ。ムカルジーさんは三島由紀夫、川端康成、安部公房といった現代の古典から村上春樹や小川洋子までさまざまな本をベンガル語に翻訳している方で、たまたま人づてにつながっていることがわかって、今日お会いする運びになったのである。ベンガル人の目からみた村上春樹の世界やカズオ・イシグロと日本との関係といった、ふだん耳にしない新鮮な言葉を伺い、とても幸せな時間だった。

宿に戻ると、玄関に巨大なかたつむりがいた。すごかった。