先日のブログに書いたニサール語。あれ以上のことは何も知らないのですが、情報を求められたのでよもやま話を書きます。
現在プロヴァンス語は書き言葉として残っている一方、ニサール語を学ぶ人はまずいません。中学生になると第二外国語として選択できるものの誰もやりたい生徒がおらず、学校側は苦肉の策としてニサール語の試験の平均点が他の言語よりも1〜2点高くなるよう下駄をはかせて生徒を誘うのだそう。フランスの試験は20点満点なので信じられないほどの高下駄です。でもニサール語教師の雇用を保障するためにはこうするしかないのだとか。
ニサール語の辞書についてはこちらのオープンライブラリーで丸ごとダウンロードできます。