『川柳ねじまき』♯5をひらくと、巻頭に拙句についてのエッセイが。なかはられいこさん、ありがとうございます。
ねじまき連句より。1句目は尻切れの語尾が古い習俗の儚さを思わせ、また時のまぼろしに立ち会っているようでもあります。2句目は喜望峰とハーモニカの取り合わせに安定感があっていいですね。あと川柳では「なくす」という語が愛しまれているなあと思いました。3句目は精確な描写がとても気持ちいい。あ。この3つの付句、私は川柳として楽しみました。
石ふたつならべただけの神様も 二村典子
喜望峰あたりでなくすハーモニカ なかはられいこ
遠近法の頂点に凧 二村典子
ねじまき連句より。1句目は尻切れの語尾が古い習俗の儚さを思わせ、また時のまぼろしに立ち会っているようでもあります。2句目は喜望峰とハーモニカの取り合わせに安定感があっていいですね。あと川柳では「なくす」という語が愛しまれているなあと思いました。3句目は精確な描写がとても気持ちいい。あ。この3つの付句、私は川柳として楽しみました。