日曜日。午後から一時間半ほど稽古。『ロッキー』を聞きながらだったせいでばりばり調子よかった。夕方、飯島章友さんから「喫茶江戸川柳 其ノ弐」を川柳スープレックスに掲載しましたとのメール。今月は葛飾北斎セットです。古川柳って一人で読むと味わいがわかる前に挫折してしまいがちなので、指南してくださる方がいてとてもありがたいのでした。
こちらは私一人でも味わえる北斎辞世の句。ひとだまになって夏の原っぱでもぶらつこうか、という意味。うーん都会的。私、一時期いろんな人の辞世句をノートに書き写してたのですが、こんなクールなのはなかったですよほんと。殊に「夏」がいい。「春」や「秋」だと雅趣が強すぎて、和歌的な権威に対する北斎の叛逆性が見えづらくなりますもん。まあ、どの季節に死ぬかなんて、人は選べないのですけれど。
ひと魂でゆく気散じや夏の原 葛飾北斎
こちらは私一人でも味わえる北斎辞世の句。ひとだまになって夏の原っぱでもぶらつこうか、という意味。うーん都会的。私、一時期いろんな人の辞世句をノートに書き写してたのですが、こんなクールなのはなかったですよほんと。殊に「夏」がいい。「春」や「秋」だと雅趣が強すぎて、和歌的な権威に対する北斎の叛逆性が見えづらくなりますもん。まあ、どの季節に死ぬかなんて、人は選べないのですけれど。