『いつかたこぶねになる日』の「文字の消え去るところ」で惜字炉について書いたのは、Brisées&SHOKKIの、敬惜字紙の風習を下敷きにした美術作品を見たのがきっかけ。Briséesは岡山の書店、SHOKKIはセラミックレーベル。上がその企画のポスターとフライヤー。端が燃えていて、おしゃれ。
ポスターをひろげて裏面をみると、この企画で弔われた書物の遺影が。こんなふうに書物を置き、粘土で包み焼きにして、弔いの済んだ状態がこんなふう。とてもきれい。しかもめっちゃおいしそう。
これだけの本が、あの美しくもおいしそうな状態に…(惜字炉が何かわからない人は、いますぐ『いつかたこぶねになる日』を読んでね!)。