その1。抽斗堂no.18の葉っぱ。今朝その木を見にいったら、幹にbauhinia aculeataとラベルがぶら下がっていました。中南米の木らしい。バウヒニアか。ふむ。下は見た目がほぼ一緒のbauhinia acuminata。
その2。読売新聞掲載の拙作。発表から2ヶ月前経ったのでブログに再掲します(たった5句の連作なので)。与えられたお題は「星」でした。
粉雪やCHANELに似合ふ銀煙管(キセル)
逢へぬ日はこの世の雪で酒を煮る
空論にふくろふのゐる茶の湯かな
うたかたの証の火事をしとねより
装飾楽句(カデンツァ)のやうな星なり江戸の坂
その3。先週、同居人がずっと落ち込んでいて、どうしたのと聞いても「なんでもない」と理由を教えてくれなかったんですよ。それが、ウォッカの訃報が原因だったと判明しました。享年15歳。
防人の燃やす古草ウォッカの忌 小津夜景
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