2019-04-10

空の深さをしばし忘れて





午後の樹下。まだ読んだことのない推理小説の筋を想像したり、好きな歌に唱和したりして過ごすことのよろこび。

春嵐
いさたのしまむ
乳房(ちちふさ)
ちからのごとき
風に凭れて
小池純代

つちふるや
譜割りのごとき
太刀捌き
小津夜景