2016-10-11

コンプライアンスモラルとしてのはりねずみ



今日スーパーに行ったら、フランスのスポンジ会社「SPONTEX」が特売キャンペーンをやっていた。で、わたしも一パック買ってきた。


特売キャンペーン中だからか《スポンジの恋人、エルニー》がおまけについていた。エルニーはこのハリネズミの名前。とても有名なマスコットキャラクターだ。



こんな感じの密閉クリップ。チープでいい感じ。

SPONTEXは、いわゆる「比較広告」によって自社製品の優位性をアピールしている企業である。たとえば、ここのスポンジは海綿のような空気穴をもち、食パン並にふかふかしているのに、握ってみると驚くほど手ごわい弾力性があるのだが、この「よそのスポンジとちがって、うちのは天然のベッドのように柔らかい上に、耐久性も抜群ですよ」といった特色を消費者に伝える方法というのが、かなりストレート。しかし商品の価値をヒトではなくハリネズミ目線に固定してあるため、コンプライアンス的になんの問題も生じないところが巧妙というか、なんというか。下の動画はTVで放映されているコマーシャル。大変どぎつい下ネタなので、社会学モードでの視聴を推奨します。