2018-11-17

みみず・ぶっくす、あるいは玩具展示室。





長い間、読書とは無縁でした。

今でも「読むためだけの本」は買いません。我が家は一部屋で、本棚も一竿だからです。

その一竿の空間には、海辺で石をひろってくる感覚で、眺めて楽しい本を並べています。好きな人から貰ったもの、紙のやぶれや糸のほつれを補強したもの、子どもがラクガキしたもの、図書館の蔵書印が押してあるものなど事訳はいろいろです。

ところで今年、我が家の蔵書が一竿を超えたのですが、整理する暇がなくてしばらく物置に入れてあったんです。で、この秋休みにそれらを見返していた折、突然《みみず・ぶっくす》に卸すことを思いつき、今日は本屋のヘッダーをつくりました。

オープンは来月あたまが目標。週2,3冊くらいずつ新しい本をアップして、手持ちの在庫がなくなったらおしまい。あとは道端に腰を下ろし、わたしの代わりにそれらを可愛がってくれる物好きな人が通りかかるのを待ちます。