2018-11-13

カモメ・インフォメーション



東京新聞文化欄「私の本の話」に『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』にまつわるエッセイを寄稿しました。『フラワーズ・カンフー』の時はこの手の依頼はすべてお断りした(俳句の話って喋りづらい)のですが、今回は他の詩人たちを紹介する本ということで気楽に書いた次第です。

俳句誌『オルガン』15号に対談「翻訳と制約 〈漢詩〉の型とその可能性を旅する」が掲載されています。「漢詩って、つまりなんなの?」といった話を、「ページ数からしてこれ以上は無理」というくらいの山盛り&駆け足(※自分比)で編集者の北野太一さんと語りました。お問い合わせはメールorgan.haiku@gmail.comまで。記事の小見出しは以下のとおり。

「海外文学としての漢詩」/訓読はインスタント翻訳/漢詩は文語自由詩である/詩を選ぶ/視覚へのこだわり/省略と読み/星雲的な余韻/「ひるね」の視線/一日、一篇ずつ/きっかけ/エッセイにとどまること、ぶつぶつと/連句的な発想/欧文訓読と近代日本語の成立/怒られる?/演奏としての翻訳/本を読まない人生/不安定な定型/プレイヤーとして直感する/こんど

『週刊俳句』第603号に、表紙写真と短文()を寄せています。写っているのは、ここ数年仲良くしている近所の子です。