抽斗堂no36はデザートナイフ。ブロンズ製で柄の意匠がアール・デコです。昨日の日記と同じ店で見つけたのですが、刃のデザインが知的で気に入り「このペーパーナイフいいですね、骨董に詳しい人への贈り物にしようかな」とご主人に言うと、
「これ、1920年ごろのデザートナイフです。ペーパーナイフじゃなくてね」
との説明。あ、そうなのかと思いつつ、食卓で使用するには古すぎるので、抽斗に入っています。
それにしても、こういった、刃に丸みのないデザートナイフって見かけないですよね。アール・デコ期のカトラリーと比較してもめずらしい。