泰山木の実がとんだ可愛い冬服を着ていました。首のところの赤い点々がえりまきみたいでおしゃれ。
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昨日の続き。サンフランシスコの日系雑誌「桑港文庫」を読んでみたら、都々逸がすごく盛んでした。
胸の曇りを察せぬ月が晴れて涙の身をてらす
惣亭藝升
積る思ひの雪踏み分けて解ける心で来たわたし
渓鶯粹史
「桑港文庫」第二篇(1900年)より。粋筋の都々逸です。ご当地性があればもっといいかも。せっかくサンフランシスコに住んでいるのだから霧がらみとか。他にもいろいろありましたので、2つほど画像で紹介します。