2019-11-02

風土を感じさせる人々





土曜日の読書「風土を感じさせる人々」更新。引用は久生十蘭『ノンシャラン道中記』より。フランソワ・ラブレーを思い出させる面白い小説でした。

コート・ダジュールの「声かけの習慣」については書くと長くなる話がいくつかあって、なかでも衝撃だったのが「大学、もしくは中学の教員になりませんか」という勧誘です。突然知らない人から声をかけられて、思わず「えっ」とたじろいだのですが本当の話でした。それであらためて詳しい事情や授業内容について伺って、家人にも相談したんですよ。家人の判断は「好きにしたら?」。結局、すごく大変そうなので断ったのですが。

そのあとしばらくして引っ越した北ノルマンディーはキャッチもいない静かな街で、人と人との距離も遠かった(悪い意味ではなく、単に節度があるという意味)。やはり風土ってあるなあと思います。私は内気なのでぐいぐい話しかけてくる南方人の方がつきあいやすいです。