今日はすみわたる秋空。とても涼しくて、海で泳ぐのは無理そう。美しいものを、ただ遠くにながめる生活に戻ってしまった。
アドリアーン・クーネン『魚の本』ですが、なんとWikimedia Commonsにありました。で、順番に眺めたところ、相当博学な人物だったことがわかりました。
これは『鯨の本』の表紙。『魚の本』から4年後の1584年刊。横長の図鑑です。 岸につらなる赤い丸は船着場。ひとつひとつに名前が付されています。こういった俯瞰図をいっぱい描いているのです。 見開きで描かれた鯨。夢のような色彩だなあ…。
上はそのむかし詠んだ鯨の情景。よし決めた、この秋は鯨に捧げる長編俳句を書こう。わくわく。
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アドリアーン・クーネン『魚の本』ですが、なんとWikimedia Commonsにありました。で、順番に眺めたところ、相当博学な人物だったことがわかりました。
これは『鯨の本』の表紙。『魚の本』から4年後の1584年刊。横長の図鑑です。 岸につらなる赤い丸は船着場。ひとつひとつに名前が付されています。こういった俯瞰図をいっぱい描いているのです。 見開きで描かれた鯨。夢のような色彩だなあ…。
古日傘ほのめき勇魚いづこかや
日の泡は更へし衣のうつほにぞ
かつてこの入江に虹といふ軋み
青岬いさなを永久に枕くといふ
日の泡は更へし衣のうつほにぞ
かつてこの入江に虹といふ軋み
青岬いさなを永久に枕くといふ
上はそのむかし詠んだ鯨の情景。よし決めた、この秋は鯨に捧げる長編俳句を書こう。わくわく。