2020-03-14

眠りと目ざめのあいだで





ゆうべは、たしか0時ごろでしょうか、ふとこのまま死んだら困るなと思い、死んだあとの段取り(?)について日本にいる知人にメールを出したんです。そしたらすぐに返信があったのですけれど、悪いけど自分の方が先に死ぬから頼んでも無駄ですと書いてあって、悲しみに濡れながらそのまま眠ったのでした。今朝は8時に起き、各所からのお見舞いメールに返事を出し、ささっと身の回りの整理をしました(恥ずかしいものを捨てた)。顔が痛くなってきたのでこれからまた少し休んで、夜は少し前に満尾を迎えた連句の直しをする予定です。

ところで、何かを回想するシーンなどで「わたしは目を閉じてほにゃららを想った」という描写をたまに見かけるのですが、あれって本当のことなんでしょうか? それともただの凡庸な言い回し? かなり気になります。というのもわたしは目を閉じるとすぐ寝ちゃうんですよ。目を閉じてものを考えられない(寝ちゃうから)。道場で練習の最後に瞑想するときも、頭の芯の部分のスイッチを毎回こっそり切って、眠りながら瞑想しているふりをしているんです。と書いていま気づいたんですが「ふりをしている」と思っているのはわたしだけで、周囲の人たちには眠っているのがバレているかもしれません。