2016-11-12

しおたまワールドから冬の折句へ





しおたまこさんの個展「ひとり文化祭」が表参道のギャラリーニイクではじまりました。しおたまさんのツイッターに展示作品が何点かアップされています。とてもかわいいです。『フラワーズ・カンフー』も扱っています。お近くにお住まいの方はどうぞこぞってご来訪ください。

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折句は、きばらずに軽くまとめたものががいい。こんな感じの。

冬に読む文(ふみ)のぬくみの
ふふふふ

ふくみわらへり
ふくらみながら   小池純代

連作「ありたれいしょん歌留多」より。ありたれいしょんは頭韻のこと。この連作でいちばん有名な歌は「も」の

も、も、ももを
も、もいでもらふ
も、もちろん、も、問題ない
も、も、桃、だもの   小池純代

だと思いますが、ほくほくした部屋の雰囲気とふみふみした音のうごきが愉しい「ふ」の方がわたしは好き。だからなんということもない、それだけの話なんですけど。けど、おとといの俳句と短歌が少しせつなかったので、楽しい手紙の話もしておこうと思って。