2016-11-29

ふだん使いのカバン





学生時代を京都で過ごして良かったことのひとつに、ナショナリズム(お国根性)の精神構造を解するようになったことがある。

関西には、人と人との距離が物理的にも精神的にも遠い北海道民からは想像もつかない世界が広がっていた。いったいどんな世界だったのかは省くが、それなりの経験をつんだおかげで今ではわたしもナショナリストとしての作法を立派に身につけている。たとえば、ふだん持ち歩くカバンを六花亭ブランドにしたりとか。