2017-09-20

屋根を愛する男性





本日のスピカの実験動画について、じっさいに屋根を試作しているときはどんな感じかな?と思いつつ本をめくってみましたら、上の写真がありました。どことなくレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」っぽいです。写真一枚とるのに、ここまで構図をキメちゃうのもすごい。

ひとつお知らせ。『静かな場所』No.19に連作「虹の音字機」15句および田中裕明の句にまつわるとてもとても短いエッセイを寄稿しています。特にエッセイでは、わたしの中の裕明が、静謐な音楽性、軽妙な論理性、そして夭折の三つをもって有元利夫のイメージと重なっている話を書きました。いま手元に数部ありますゆえ、眺めてみたいなという方はメールください(発行人の対中いずみさんの手元にも少し残部があるそうです)。