あの、フランシス・ベーコンの仕事場を撮った有名な写真集があるじゃないですか。あれを見てからというもの、やっぱりデキる人はこうゆう渾沌たる空間に棲んでいるんだよなって思っていたんです(あそこまでゴミ屋敷じゃなくてもいいですが)。
それがある時、ベーコンの仕事場ではなく住居の方を撮影したパネル展を見にゆくことになり、いったいどれくらい迫力ある空間に住んでいるのだろう?とドキドキして会場に入りましたら、たいへん整理整頓の行き届いた住まいだったので二度仰天しました。ドレスシャツもすべてクリーニングに出してきれいに積み上げてあるし、リビングも社交的な家具の配置だし、キッチンも使いやすそうで「ここ、ドナルド・ジャッドの家だよ」と言われても信じてしまいそう。こちらに一枚だけキッチンの写真があります。いたって平凡ですよね。
ところで、わたし、ベーコンが超好きで。50年代以降の、背景の単純明快な作品が特に。モダンの中にひそむクラシシズムにぐっときます。
本日のスピカ「かたちと暮らす」はこちら。
それがある時、ベーコンの仕事場ではなく住居の方を撮影したパネル展を見にゆくことになり、いったいどれくらい迫力ある空間に住んでいるのだろう?とドキドキして会場に入りましたら、たいへん整理整頓の行き届いた住まいだったので二度仰天しました。ドレスシャツもすべてクリーニングに出してきれいに積み上げてあるし、リビングも社交的な家具の配置だし、キッチンも使いやすそうで「ここ、ドナルド・ジャッドの家だよ」と言われても信じてしまいそう。こちらに一枚だけキッチンの写真があります。いたって平凡ですよね。
ところで、わたし、ベーコンが超好きで。50年代以降の、背景の単純明快な作品が特に。モダンの中にひそむクラシシズムにぐっときます。
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