本日掲載のスピカ月間日記「かたちと暮らす」の写真はブルーノ・ムナーリの『ABC BOOK』。子供がアルファベットを覚えるための絵本です。黒い鳥のかたわらにCrowと書いてあるので、あれはカラスということになります。
でもあの絵、目と嘴の感じや尾からして、カラスじゃなくてクロウタドリ(黒歌鳥)ですよね。上の写真の子。クロウタドリは英語でBlackbirdと言いますので、カラスってことにしておこう、とムナーリは気楽に思ったのでしょう。
クロウタドリはヨーロッパ人にとって親しみある鳥で、ムナーリは《IL MERLO HA PERSO IL BECCO》(クロウタドリはくちばしをなくしたよ)というグラフィック絵本もつくっています。全部の頁をめくりおえたあとに残る小さな心臓がチャーミングです。
でもあの絵、目と嘴の感じや尾からして、カラスじゃなくてクロウタドリ(黒歌鳥)ですよね。上の写真の子。クロウタドリは英語でBlackbirdと言いますので、カラスってことにしておこう、とムナーリは気楽に思ったのでしょう。
クロウタドリはヨーロッパ人にとって親しみある鳥で、ムナーリは《IL MERLO HA PERSO IL BECCO》(クロウタドリはくちばしをなくしたよ)というグラフィック絵本もつくっています。全部の頁をめくりおえたあとに残る小さな心臓がチャーミングです。