本日のスピカ「かたちと暮らす」で言及したフランソワ・チェンは、東アジア関係の本に序文を寄せていることがよくありまして、ラファエル・ペトルッチ『極東美術における自然哲学』(1911年)の復刻版もそうでした。
この本、言及されている日本人絵師・画師が恵心僧都、広重、北斎、空海、光悦、応挙、雪舟、司馬江漢、狩野探幽、松花堂昭乗、大西酔月、相阿弥、野村宗達、鳥羽僧正、宮本二天(武蔵)などなどシブい。上は土佐派の伊勢物語ですが、中国絵画の方の図版のセレクトも良いです。フェノロサの仏教美術偏重を問題視したりもしてますし、ほんとペトルッチはおしゃれでフェアな美術史家だなと思います。
初版本はフランス国立図書館のサイトでダウンロードすることができるみたいです。
きのうのスピカ「かたちと暮らす」はこちら。
この本、言及されている日本人絵師・画師が恵心僧都、広重、北斎、空海、光悦、応挙、雪舟、司馬江漢、狩野探幽、松花堂昭乗、大西酔月、相阿弥、野村宗達、鳥羽僧正、宮本二天(武蔵)などなどシブい。上は土佐派の伊勢物語ですが、中国絵画の方の図版のセレクトも良いです。フェノロサの仏教美術偏重を問題視したりもしてますし、ほんとペトルッチはおしゃれでフェアな美術史家だなと思います。
初版本はフランス国立図書館のサイトでダウンロードすることができるみたいです。
きのうのスピカ「かたちと暮らす」はこちら。