2019-03-15
眠る青柳
1.
与謝野晶子と狂歌
2.
櫛にたまるあかつき
先日書いた『みだれ髪』の番外編。ロビン・ギル『古狂歌 ご笑納ください』から春の柳歌を。
つくろわぬ神代の儘の春にあれば柳も髪は結ばざるらん
琴樹園二喜
うーん春だなあ。うきうき。琴樹園二喜は武隈庵双樹(たけくまあん・ふたき、?-1843)の別号。編著に「午年春(うまどしのはる)」「狂歌画友集」などがあります。
青柳の眠る中より飛び出でて夢のゆくへと登る雲雀か
白紙堂好成
この人は何者かわかりませんが、白紙堂という号がわたくし好み。〈眠る青柳〉という想像も悪くないですね。
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