抽斗堂no.2はツボ押しの棒。足の裏専用で、太い枝を削っています。ほら、枝の方が、まっすぐな棒よりも握りやすいじゃないですか。あと〈道具〉っぽくないのもいいですね。うーん、なんだろうこれ、みたいな。15年使用して、ここ5年ほどは抽斗の中だったんですけど、あらためてテーブルに置いて眺めてみると握る部分がずいぶん剥げていました。 世に鉛筆削りの好きな人というのがいますが、自分は鉛の感触がどうも苦手。いっぽう木を削る感触は、なんだか立派な匠になったような、とてもいい気持ちになります。