2016-08-06

スーパーの景品



少し前、夫と一緒に郊外にある大型食料品店に行って生活用品をあれこれカゴに放り込み、レジでお金を払った。するとカウンターにいた男性がこんな青い箱をくれた。


わたしは景品というものがどうしてか苦手で、あげると言われたらできる限り丁寧に辞退するようにしているのだが、この時ははっと気がついた時にはすでに手渡されてしまっていたので仕方なく家に持ちかえった。そして蓋をあけてみると、こんなものが入っていた。


右上から時計回りにホイッスル、ゴム製のブレスレット、身体をなぞるとフランス国旗の柄が描けるクレヨン、空気製バット2本、フランス国旗、そしてサングラス。サングラスは遠くに焦点をあわせるのに便利なピンホール式のもの。


広げるとこんな感じ。いわゆるサッカー応援グッズである。配っていた時期から推測して「みんなでユーロ2016を盛り上げましょう!」というメッセージなのだろう。こんな便利なセットを無料で配っちゃうんだ! ってスーパーの広告入りだし当然か。にしても、ちょっといいね、これ。と、大企業の搾取構造や利益還元の仕組みについて約10秒ほど思いを巡らせたのち、わたしはごくシンプルに感動した。